

牧田 爽夏 さん
慶應義塾大学 商学部 商学科 4年
ミス慶應2022ファイナリスト
成蹊小学校
成蹊中学校
山口県立下関西高等学校
慶應義塾大学に行きたいと思ったキッカケはどのような場面ですか?
高校2年生の時の進路指導で先生に勧められて、夏休みにオープンキャンパスに行ってみた時に、直感でここに行きたいと思ったのがきっかけです。 高校は地方でしたが、元々東京出身で中学生まで東京にいたので、東京に絞って進学先を探していました。
本格的に受験勉強を始めたのはいつ頃ですか?
進学校だったので自然と勉強はしていましたが、本格的に受験勉強を始めたのは高校2年生の秋ぐらいからです。 高校3年生の夏まで部活があったので、それが終わってからはより受験勉強に時間を割くようになりました。
何をモチベーションに、勉強していましたか?
周りの友達の頑張っている姿を見て、それをモチベーションに勉強していました。 また、今考えると悪いことではなかったと思うのですが、当時はとにかく浪人したくなかったのもモチベーションの1つです。
1日にどれくらい勉強していましたか?
部活をしていた時は授業と別で自習を4-5時間ほど、部活が終わってからは一日11時間ほどやっていました。 勉強中に気が逸れないよう、勉強中は携帯にロックをかけていました。 まわりの友達を見ても、合格する人は自制できる人が多かったと思います。

朝と夜の勉強で、使い分けていることはありましたか?
朝は単語帳などの書き込まなくてもいい勉強や前の日の復習、夜は長文読解や数学など、書き込む勉強をするようにしていました。朝でもまとまった時間が取れる時は書き込む勉強をすることもありました!
おすすめの参考書は?
教科書、東進の単語帳(日本史、世界史)、鉄緑会の英語単語帳です。 鉄緑会の単語帳はイラストでの解説が入っていたりするので分かりやすいです!
Monster Quest : AI tutorでは、参考書の解説でわからないところがあると、その場で詳しく教えてくれます。そんなのがあったら、使っていましたか?
使っていました。特に私は塾に行かずに受験勉強していたので、すぐに先生に質問できる環境ではなく、学校で前の日分からなかったことを聞くことを繰り返していました。でもその時疑問に思ったことを質問することができるものがあれば、活用していたと思います。時間が経つと「あれなんだったっけ?」と忘れてしまったり、寝るときもモヤモヤするので(笑)
得意な教科、苦手な教科は何でしたか?
得意科目は英語と日本史、苦手科目は数学と現代文でした。
どのような勉強の仕方をした時に、グッと成績が伸びましたか?
先生に添削してもらうようになってからは成績が伸びました。自分でわからなかったことを考え続けるよりも、先生に聞いたほうが早いです! また、得意科目に関しては好きで取り組んでいたら成績が伸びていきました。 英語は小学校の時から好きで、日本史もストーリーがあって勉強するのが楽しかったです。
Monster Quest : AI tutorでは、勉強しているその問題が解けるようになると、どんな仕事に役立つかを教えてくれます。そんなのがあったら、使っていましたか?
将来何の役に立つか、というよりも目の前の受験を見据えて勉強していたので、あまり使ってなかったかなと思います!
どんなに勉強をしても成績が伸びないことや、勉強以外もうまくいかないようなスランプはありましたか?
高3の夏休みがスランプでした。自分が解ける問題も増えて確実に実力はついていたはずですが、周りも伸びている時期なので合格判定が上がらずとても不安でした。
そのようなスランプの時、どのようなことに取り組んでいましたか?
先生に「判定ではなく、その問題を自分が解けているかどうかこそが大事」という言葉をもらって、相対評価ではなく絶対的な自分の伸びに集中して取り組むよう気持ちを切り替えていきました。模試の成績ではなく、今までと同じところを間違えていないかなど、とにかく自分の解答だけに注目するようになって、スランプを抜けることができたと思います。

Monster Quest : AI tutorでは、友達や親、先生に相談できない悩みも聞いてくれる機能があります。そんなのがあったら、使っていましたか?
使っていたと思います! 高校の先生が全力でサポートしてくれている分、弱音も吐きづらかったので…。 友達とも受験相談をする雰囲気ではなかったので大変でした。
勉強以外に、音楽やスポーツなど取り組んでいたことはありますか?
高校3年生の夏までは部活(サッカー部のマネージャー)をしていました。 また、ダンスを習っており、体育祭の時には1~2ヶ月応援団として精力的に活動していました!
本番当日のエピソードや合格した時の周りのリアクションを教えて下さい。
慶應は過去問で対策していた時には合格ラインまで解けていたのですが、当日解いた数学の問題のレベルが例年以上に高くて1割ほどしか書けなかったので、完全に落ちたと思い込み、家で泣いていました。そのぶん、合格した時は家族も先生も予想以上に喜んでくれたのを覚えています。
合格発表の日、掲示板を見る前、そして見た後の気持ちを教えていただけますか?
見る前は「どうせ落ちているし見ても無駄かなぁ」と思っていたのですが、結果を開いたら受かっていて、親のところに走りました(笑) 驚きと嬉しい気持ちでいっぱいでした!
何が合格の鍵でしたか?
「好きになる」ことです。今思うと、好きな英語と日本史のおかげで合格したと言っても過言では無いです。
好きになるとか、面白いと思うのはどのような時だと思いますか?
何かしらの知識と知識がつながった瞬間に、好きとか面白いと思う感じがします。 でも、その前提になる知識をインプットすることが必要だし大事ですね!
大学入学後、思っていたイメージと違った部分はありましたか?
コロナ禍の入学だったので、思い描いていたような大学生活を送れなかった感じがあります。
サークルは何に入っていますか?
フットサルサークルと国際交流サークルに入っています!
大学生活で最も楽しいのは、どのような時ですか?
ゼミの友達と過ごしている時です!授業も、ゼミ中も、私生活も含めてです。
これからどのような社会人になりたいと思っていますか?
事業の面でも人柄的にも会社の中核になれる人物になりたいです。 自分のかかわったサービスが世に広まって、役に立っていく、そんな仕事をやっていきたいと思っています。
最後に、慶應義塾大学を目指す受験生へのメッセージをお願いします。
簡単に合格できる大学では無いけれども、一生懸命努力すれば結果はついてくると思います!辛い時もあるかもしれませんが、諦めず、最後まで頑張ってください!
